からっぽのソネット

撮 Shinjuku



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PENTAX *ist DS + smc PENTAX-FA 43mmF1.9 Limited



 一月三日。フジヤカメラの新春初売り「お年玉ポイントカード」を買う目的で、某サークルの先輩と中野新宿界隈を散策。三箇日の副都心の様相は、水を打ったような静けさでありました。併しながら、毎年恒例のフジヤカメラの新春初売りには、初春の寒さを物ともせずに並ぶツワモノたちの列が。寒空のもと、しんしんと冷え込むなか御苦労様です。かく云う僕も先輩と共に二時間弱並んでおりました。ツワモノたちの列を写真に収めておけばよかったなあ。
 結果としては、並び甲斐なく見事撃沈しましたが、僕は萎えず、開店前の本店の列に並び、開店とほぼ同時に事前に目を付けておいた「PENTAX *ist DS」を手中に収めていました。昨年末に、「PENTAX *ist D」のフォーカシングスクリーンが勝手に落下しまして、レンズの後玉そしてスクリーンマットにキズが。折角のPENTAX史上最高に見易いファインダーも、亀裂が入っていると何だか元気が萎えてしまいます。しかも深く抉れたようなキズになっていて、絞り込み測光時はもちろんのこと、開放付近で使っていても異常が見えてしまう。今回、たまたま「*ist DS」が7000円弱で出ていたのを確認したので、ハズレてしまったポイントカードの消費に、これを宛がいました。電子ダイヤルの不良はなく、中古としてはとても好い状態です。自宅に帰って、シャッター数を確認して見るに、凡そ3000枚でまずまずですね。ファインダーやスクリーンは極めてクリアーなので、いざとなったらスクリーンだけでも「*ist D」に移植するつもりです。併し、この「*ist DS」のシャッターフィールもなかなかだと思います。「*ist D」のような、伝説的な音ではありませんが、安っぽさのなかに切るのが楽しくなるような心地好いシャッターフィールです。天面にディスプレイが付いていて、スーパーインポーズ搭載、そして何よりペンダプリズムであることを考慮すると、防湿庫に眠る「K-m」や「K-x」「*ist DL2」より勝手が良いですね。単三電池駆動であることも嬉しい設計。持ち出す機会が増えそうです。
 中野周辺のカメラ屋さんを一通り巡った後に、電車で新宿駅へと移動し、新宿界隈を出歩く。これは僕に取ってお決まりのパターンになりつつあります。写真蒐集家として、茨の道をぶいぶい行軍中です。写真撮影の技術の向上よりも写真機蒐集に執着してしまう、これは僕の持つ一〇八の悪い癖のひとつです。佳い児は真似をしてはいけません。人として駄目になります。途中、フォーサーズの行く末に一抹の翳りがあるとおっしゃる先輩に「ペンタックスどうですか?」と強請りを掛けてみる。先輩が頬を摩りながら真剣に悩んでいる様子をみて、フォーサーズシステムの凍結がPENTAXユーザーの増加に繋がる!と云う妙ちくりんな発想を得て、なんだか嬉しいような悲しいような気分になりました。フォーサーズの将来が心配です。




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by hamamirai | 2012-01-05 12:51 | 写真